
福岡の博多にじっくり旅行に行きたいけど、どんなコースがいいかな?
博多へ行ってみようと思ったので、おすすめの観光場所を知りたい!
そんな博多に旅行の計画を立てている方向けに、1泊2日モデルコースを紹介します。
僕が実際にまわった旅のコースなので、自信を持っておすすめします。特に神社やお城などの歴史が好きな人向けですね。1泊2日では時間が足りないとおもってしまうくらいです。
車を使わず、電車で移動する旅で、1泊2日のモデルコースを紹介となります。
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1日目


JR博多駅から出発です。今回は電車の旅ということで、レンタカーを借りる必要がないので、身軽です。


博多と言えばラーメン。着いて早々ですが、朝食のラーメンを。
地下街にある「名代ラーメン亭」では、10:30までモーニングのサービスをしてくれています。モーニングはチャーシューメンのみです。


豚骨スープは濃厚すぎず、程よい王道の味わい。中細ストレート麺ととろとろのチャーシューが絶妙にマッチし、朝から満足の一杯でした。サクッと食べて、博多の街に繰り出しましょう。
名称 | 名代ラーメン亭 博多駅地下街店 |
住所 | 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 博多駅地下街 |
アクセス | JR博多駅から徒歩約3分(227m) |
おすすめ料理 | モーニング(チャーシューメン) |
営業時間 | 09:00 – 21:00 |


日本三大八幡宮の一つです。しかし、「三大八幡」は公式に定められたものではなく、地域によって異なります。基本的には大分の宇佐神宮と京都の石清水八幡宮が含まれ、3つ目として関東では鶴岡八幡宮、九州では筥崎宮が選ばれるようです。
境内に入り、楼門を見上げると、「敵国降伏」の大きく書かれた扁額がドーンと掲げられています。文永11年(1274年)の蒙古襲来(文永の役)で境内が炎上した際、亀山上皇が再建に尽力し、自らの筆による「敵国降伏」を奉納し、現在掲げられている扁額も亀山上皇の宸筆を謹写拡大したものです。
亀山上皇は、元寇を顕彰する象徴として尊像が建立され、今も境内にある奉安殿に安置されています。なお、高さ6m以上の木像で、かなり大きいです。


なお、手水舎の近くに「湧出石」があります。触ると運が湧き出るとされる境内最強のパワースポットです。ぜひ運気上昇・招福開運を願って、運気・霊力・波動をいただきましょう!
名称 | 筥崎宮 |
住所 | 〒812-0053 福岡市東区箱崎1-22-1 |
アクセス | 地下鉄箱崎宮前駅から徒歩3分 |
見学所要時間 | 1時間 |
営業時間 | 9:30 – 18:00 |
関連サイト | https://www.hakozakigu.or.jp/ |


福岡城は博多から30分ほど、筥崎宮からだと45分ほどのところにあり、大濠公園のとなりにあります。
天守閣がなく、城跡とはなりますが、「福岡城物語」という説明板が全部で14個設置されていて、比較的観光しやすく、歴史的背景にも興味がそそられる工夫がされています。
早足でまわって30分ほど、じっくりまわると3時間くらいかかると思います。
僕は、少し急いで、2時間ほどでした。


名称 | 福岡城跡・鴻臚館 |
住所 | 〒810-0043 福岡県福岡市中央区城内 |
アクセス | 福岡市営地下鉄「赤坂駅」2番出口から徒歩約10分 |
関連サイト | https://fukuokajyo.com/ |


鴻臚館は福岡城跡のエリア内にあり、現在の福岡市中央区城内にあり、福岡城とともに国指定史跡として保存されています。
福岡城が1601年に築城されたのに対し、鴻臚館はもっともっと前の、7世紀後半から11世紀中頃にかけて、存在していた外交施設になります。
太宰府は「西の都」とも呼ばれ、外交・防衛・行政の中心地でしたが、鴻臚館は、外国使節を迎える迎賓施設として機能し、中国や朝鮮半島からの使節がまずここに到着したようです。
その後、太宰府へ向かい、正式な外交儀礼や交渉が行われましたので、言わば鴻臚館は太宰府への玄関口の役割を担っていたのですね。


さて、ここからは博多のグルメを楽しみます。まずはサクッと、博多名物の鶏皮ぐるぐる巻。
博多名物の「鶏皮ぐるぐる巻」は、独特の食感と濃厚な味わいが特徴の焼き鳥です。その誕生は昭和時代に遡り、福岡市の焼き鳥店が「鶏皮を美味しく、かつ無駄なく提供する方法」を模索したことがきっかけ。
鶏皮を串に巻きつけ、じっくり焼いて余分な脂を落とし、さらに何度も焼き重ねることで、外はカリカリ、中はジューシーな仕上がりに。秘伝のタレに漬け込むことで旨味が凝縮され、一度食べたらやみつきになる美味しさですね。ビールとの相性は抜群で、このような早めの時間からビールを楽しむには最適。タレと塩を2本ずつ頼んでみましたが、僕としてはタレの方がビールに合う感じでした。
名称 | 博多とりかわ大臣 KITTE博多串房 |
住所 | 福岡県福岡市博多区博多駅中央街9-1 KITTE博多 B1F |
アクセス | JR博多駅から徒歩約3分(200m) |
おすすめ料理 | 博多とりかわ(たれ) |
営業時間 | 11:00 – 00:00 |
駅前のビジネスホテルにチェックインをして、本格的に夜の博多へ。




ホテルを出てすぐのところに、一口餃子の名店「旭軒」が目に入って、しかもまったく並んでいなかったので、軽く寄ってみることにしました。知る人ぞ知る食べログの「百名店」に数えられており、いつも並んでいる印象だったので、つい。
焼き餃子と水餃子を1人前と生ビール。一口餃子なので、サクッといけます。
おやつのつもりで寄ったので、ちょうどよかったかなと思いますが、コスパはよくないですね。わざわざ足を運ぼうとは思わないかも。ごめんなさい。
名称 | 旭軒 駅前本店 |
住所 | 福岡県福岡市博多区博多駅前2-15-22 |
アクセス | JR博多駅(博多口)から徒歩約5分(391m) |
おすすめ料理 | 焼き餃子 |
営業時間 | 15:00 – 00:00 |




こちらも食べログの「百名店」に選ばれた「博多祇園鉄なべ」で、やはり餃子をいただきます。
店内には芸能人やスポーツ選手などの有名人の写真とサインが所狭しと、壁に飾られていました。いろんなメディアでもよく取り上げられているので、超絶人気店です。
写真は昼間の営業前に撮ったものなので、誰も並んでいませんが、僕が行ったときは、長蛇の列ができていました。
僕は並んでまで食事をしたいと思わないので、基本的には並んだことがないくらいなのですが、せっかく博多に来たので、ここの鉄なべ餃子はどうしても食べておきたい。
意外と回転がよくて、30分くらいで入れました。
名物の鉄なべ餃子は、香ばしい焼き色とジューシーな餡がいいです。やはり小ぶりな一口サイズで、鉄鍋にぎっしり並べられて出てきました。酢醤油に舌が慣れてくると、特製の柚子胡椒で味変できます。本日3杯目のビールでしたが、相性も抜群です。
名称 | 博多祇園鉄なべ |
住所 | 福岡県福岡市博多区祇園町2-20 |
アクセス | 地下鉄「祇園」駅(5番出口)から徒歩3分 JR博多駅(西口)から徒歩9分 |
おすすめ料理 | 焼き餃子 |
営業時間 | 17:00 – 23:00 |


気分を味わいたくて、初屋台。
しかし、とにかく人が多すぎて、タイミングよく5分ほどの待ち時間で席に座れましたが、上着を脱げないので窮屈だし、一人だとなんとなく居心地も悪くて、30分ほどで退散しました。
2日目


博多駅から歩いて15分ほど。
櫛田神社は、博多の総鎮守として博多っ子から「お櫛田さん」の愛称で親しまれています。創建は757年と古く、商売繁盛・不老長寿・勝運のご利益があるとされています。
そして観光客にも人気のパワースポットです。僕が行ったときは3連休の初日ということもあって、かなり人が多かったです。そこに海外の旅行客を運んできたバスが到着したので、境内の中はもうごったがえすような状態になりましたね。大人気です。


この櫛田神社は、博多祇園山笠と深い関わりがあります。もともとは、蒸し暑い夏を無事に越したいと願う博多の人々によって始められた祭りで、櫛田神社の氏子が中心となって博多祇園山笠を執り行うようです。追い山笠で行われる「櫛田入り」は、祭りのクライマックスでもあるんですね。
そして境内には、ほぼ一年中(6月除く)、飾り山笠が展示されています。山笠には「飾り山笠」と「舁き(かき)山笠」の2種類があって、「飾り山笠」は観賞用で、「舁き山笠」は実際に担がれ、博多の町を駆け抜けます。
観賞用の飾り山笠は、10〜15メートルほどもあるそうで、かなり迫力があります。装飾については、故事や伝説、歴史的エピソード、現代の風物詩など多岐にわたるようで、人形などを駆使して表現されています。じっと見てみると、人形の表情や衣装、波や岩などの背景まで細部にわたり精巧に作られていますね。
ちなみに、御朱印ですが、あまりに人気すぎて、30分待ちでした。急ぐ人には書き置きの御朱印を渡していましたね。
名称 | 櫛田神社 |
住所 | 福岡市博多区上川端町1-41 |
アクセス | 地下鉄「祇園駅」2番出口 徒歩5分 |


福岡で一番有名な観光地となると、「太宰府天満宮」になるのではないでしょうか。
平安時代の学者であり政治家だった菅原道真公を祀るこの神社は、学問の神様として有名で、全国約1万2000社ある天満宮の総本宮です。道真公が左遷され、この地で亡くなった後、その霊を鎮めるために創建されました。
境内には国指定天然記念物の巨大な樟や、道真公が愛した梅が咲き誇る飛梅など、見どころが多くあります。また、参道も多くの店が並んでいて、名物「梅ヶ枝餅」を楽しむこともできます。


名称 | 太宰府天満宮 |
住所 | 〒818-0195 福岡県太宰府市宰府4丁目7-1 |
アクセス | 西鉄「太宰府駅」 から 徒歩5分 |
関連サイト | https://www.dazaifutenmangu.or.jp/ |


今回の旅では、まだ一蘭を食べてなかったので、ここ大宰府で一蘭をいただきました。
この大宰府参道店のみで提供されている「合格ラーメン」というメニューがあるそうなのですが、さすがに意味なく注文することはしませんでした。
大宰府にはたくさんの店があるので、気になる店を見つけて入ってみてください。
名称 | 一蘭 太宰府参道店 |
住所 | 福岡県太宰府市宰府2-6-2 |
アクセス | 西鉄太宰府線「太宰府駅」より徒歩1分 |
営業時間 | 09:30 – 18:30 |




「鬼滅の刃」の主人公竈門炭治郎と神社名の「竈門」が同じであることから、ファンの聖地となっている竈門神社にも足を運びました。
太宰府天満宮から歩くこと30分ほど。ちょっと登り坂になっているので、それなりに覚悟を。
宝満宮竈門神社は約1300年の歴史を持つ由緒ある神社ですね。天智天皇の時代に大宰府政庁の鬼門除けとして創建され、玉依姫命を主祭神としています。
「鬼滅の刃」の聖地だけあって、奉納された絵馬には、漫画に出てくるキャラクターが多く描かれていました。
「縁結び」「方除け」「厄除」の神様として広く信仰されていて、男女の良縁だけでなく、様々な良いご縁を結ぶ力があると信じられているようです。
名称 | 宝満宮竈門神社 |
住所 | 〒818-0115 福岡県太宰府市内山883 |
電話番号 | 092-922-4106 |
アクセス | 太宰府駅より徒歩約40分 |
関連サイト | https://kamadojinja.or.jp/ |
今回のモデルコースの旅はここまで。
おつかれさまでした。


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