【中国10】同部屋になった日本人とケンタッキーを食べに行く

VOL.27 1996年11月29日 西安

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同部屋になった日本人

朝、外へ出かける前に用意をしていると、僕が泊まっていた2人用の部屋に日本人がやって来た。

髪を腰まで伸ばし、ヒゲも伸ばしている若い男だった。

ウルムチから2泊3日の列車の旅を終え、西安に着いたという。

タイやカンボジア、パキスタンなどに行ったことのあるようで、いろんな情報を教えてもらった。ルート作りに大いに参考になった。

バンコクで格安チケットが手に入りやすいこととか、ベトナムのビザをもらう時に、陸路ならその国境の地名のスタンプを押してもらわなければならないとか。

中国のケンタッキー・フライド・チキンを食べる

彼が久しぶりにKFC(ケンタッキー・フライドチキン)に行きたいというので、昼食を一緒にKFCで食べた。

中国ではファーストフードは高い。たかが昼食で26.5元も使ってしまった。

チキンも日本のKFCと違って、手羽先で、しかも小さい。でも彼は満足していた。

その後列車の切符を予約しに行ったが、「メイヨー」と言われた。「ない」という意味で、中国では頻繁に返ってくる言葉だ。

地球の歩き方に載っている前日発売の場所へ買いに行ったのに、西安駅へ行けと言われた。駅まで行くのがしんどいので、明日出直すことにした。言葉が通じないこともあるが、中国ではよく分からずに断られることが少なくない。

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