【韓国11】次なる旅は、同じ部屋のルーの旅したルートを参考に計画を作っていく

旅の計画
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VOL.14 旅の計画

退屈なソウル

ヤマウチくんはまだ夜が明けきれていない5時にテーウィン旅館を出ていった。

6時に出発予定だったけど、夜中の2時くらいから眠れなかったそうだ。せっかちで、心配性なのだろう。

僕は今日も1日ほとんど歩くことがなかった。WENDY’Sでミルクシェイクを1つ頼んで昼過ぎまで手紙を書いた。

日曜日だったので、しばらくすると店内は満席状態になり、僕は仕方なく宿に帰った。

宿ではルーが薄暗い部屋で一人本を読んでいた。ルーはほとんど出歩こうとしない。旅人とはこういうものなのだろうか。少し変わり者が多いのかもしれない。そういう僕も、ソウルが楽しい街だとは思えず、同じく部屋で本を読んだ。

ルーの旅したコース

お互い本に読み疲れ、また辞書を片手に会話に興じた。

ルーが中国を旅したコースや安かった宿を教えてくれた。ルーの旅したコースを参考に僕は中国を旅するルートを大まかに決めた。

まず威海から北京に行き、しばらく過ごす。次に古都西安に行き、歴史を楽しむ。そして重慶か宜昌で長江の三峽巡りをし、昆明をまわって、広州から香港に入る。

これで大体1ヶ月くらいになりそうだ。

チベット地区は少し遠いので、ネパールから入ろうと思う。そしてバスでミャンマーを抜けて、バングラデッシュを経由してインドに戻る。こうなるとオセアニアは旅の最後になるだろう。

ルーが日本のキン肉マンのトランプを持っていたので、しばしゲームをした。

カブを教えて、ページワンを教えて、神経衰弱をした。

今ドミトリーには8つのベッドがある中、5つ埋まっている。でも21時を過ぎないと、僕とルー以外の人は部屋に帰って来ない。ガイドブックを見て、あちこち観光しているようでもない。果たして彼らは何をしているのだろうか。

今日の家計簿
  • とんかつ弁当 1,800₩
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